2026-07-13
この記事は約6分で読めます
「お気に入りの曲をつなげてメドレーを作りたい」「動画用のBGMとして複数の音楽をまとめたい」と思ったことはありませんか?
音楽編集ツールを使えば、曲の順番を入れ替えたり、不要な部分をカットしたり、フェードイン・フェードアウトを加えたりすることで、自然なつながりのメドレーやBGMを作成することが可能です。
本記事では、曲と曲をつなげる無料ツールとして人気の「Clideo」「Audacity」「Audio Joiner」を比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリット、基本的な使い方を分かりやすく紹介します。さらに、手動で編集しなくても、AIで自動的に曲と曲をつなげてマッシュアップ音楽を作れるMusicfulについても解説します。
PART 1. 曲と曲をつなげる編集とは?
曲と曲をつなげる編集とは、2つ以上の音源をひとつの音声ファイルにまとめる作業です。単純に順番につなげるだけでなく、曲の始まりや終わりをカットしたり、音量をそろえたり、フェードイン・フェードアウトを加えたりすることで、より自然なメドレーやBGMを作れます。
たとえば、ダンス用のメドレー、動画用のBGM、イベント用の入場曲、作業用プレイリスト音源などを作る時に便利です。
ただし、著作権のある楽曲を無断で加工・公開・配布することは、法律やサービス規約に抵触する可能性があります。公開する場合は、利用許可のある音源や自作音源を使いましょう。
PART 2. 曲と曲をつなげる無料編集ソフト・サイト3選
ここでは、手動で曲を切り貼りして音楽をつなげられる編集ソフト・オンラインサイトを紹介します。ClideoとAudio Joinerはブラウザ型、AudacityはPCにインストールして使う本格編集ソフトです。
1. Clideo - ブラウザで簡単に音楽を結合
サイト: clideo.com/ja/merge-audio
Clideoは、ソフトウェアのインストール不要で、Webブラウザから手軽に動画や画像、音声の編集ができるオンラインツールです。複数の音声ファイルをアップロードし、順番を並べ替えて、ひとつのファイルとして保存できます。
MP3、WAV、M4A、AAC、WMAなど幅広い形式に対応し、クロスフェードを加えることもできます。音声を結合できるだけでなく、ほかの音声・動画編集機能も豊富です。
-
完全オンライン:Mac、Windows、スマホからブラウザだけで使えるため、ソフトをインストールする必要がなく、外出先でも手軽に編集できます。
-
操作が分かりやすい:ファイルを追加し、順番を並べ替えるだけで曲と曲をつなげられます。
-
クロスフェード対応:曲の切り替わりをなめらかにしたい時に便利で、メドレーやBGM制作に適しています。
-
無料版には制限あり:無料で扱えるファイルサイズや出力条件に制限があります。
-
細かい波形編集はできない:ミリ秒単位の調整や複雑なミックスには物足りない場合があります。
Clideoの使い方
ステップ1. Clideoの「オーディオ結合」ページにアクセスし、「ファイルを選択」からつなげたい音声ファイルを追加します。パソコン内だけでなく、Google DriveやDropboxからの読み込みも可能です。
ステップ2. アップロード後、ドラッグ&ドロップで再生したい順番に並べ替えます。必要に応じて「+ その他のオーディオを追加」からファイルを追加できます。
ステップ3. 各音声の繋ぎ目をスムーズにしたい場合は、クロスフェード(オーバーラップ)の設定にチェックを入れます。
ステップ4. プレビューで確認し、問題がなければ結合後の音声ファイルをダウンロードします。
2. Audacity - 無料で本格的に編集できる定番ソフト
サイト: www.audacityteam.org
Audacityは、Windows、macOS、Linuxで使える完全無料・オープンソースの音声編集ソフトです。複数トラック編集、カット、フェード、音量調整、ノイズ除去、エフェクト追加などに対応しており、曲と曲を自然につなげたい場合に非常に便利です。
つなげたい曲を読み込んで「タイムシフトツール」で並べ、必要に応じてフェードイン・フェードアウトを設定するだけで、1つの音声ファイルとして書き出せます。また、細かいタイミングまで調整することも可能です。
-
無料とは思えないほど高機能:音声のカット、結合、フェード、音量調整など、本格的な音声編集を行えます。
-
複数トラックに対応:曲を重ねたり、タイミングを合わせたりしながら自然なつなぎを作れます。
-
対応形式が多い:WAV、MP3、FLAC、OGGなど、さまざまな形式での読み込み・書き出しが可能です。
-
初心者には少し難しい:オンライン結合ツールより機能が多いため、最初は操作に慣れる必要があります。
-
スマホでは使いにくい:基本的にはPC向けのソフトで、スマホだけで編集したい人には向いていません。
Audacityで曲と曲をつなげる手順
ステップ1. Audacityをインストールし、つなげたい音声ファイルを読み込みます。
ステップ2. 各曲をトラック上に配置し、不要な無音部分や使わない箇所をカットします。タイムシフトツール(アイコンは左右の矢印 \(\leftrightarrow \))を選択し、後の曲の波形をドラッグして前の曲の直後に移動させます。
ステップ3. 曲の終わりと次の曲の始まりが自然につながるように、フェードアウト・フェードインを追加します。
ステップ4. 音量差が大きい場合は、ゲインやノーマライズでバランスを整えます。
ステップ5. 完成した音源をMP3やWAV形式で書き出します。
3. Audio Joiner - 複数曲をすばやく結合できるオンラインツール
サイト: audio-joiner.com/ja
Audio Joinerは、123apps系のオンライン音声結合ツールです。複数の曲をアップロードし、順番を調整して、ひとつの音声ファイルとして保存できます。ブラウザだけで使えるため、曲と曲をつなげられる無料サイトを探している人に向いています。
結合したいファイルの必要な部分だけを切り取って繋げることも可能で、結合できるファイルの数に制限はありません。短時間で曲をつなげたい場合や、初心者でも扱いやすいサービスを探している方におすすめです。
-
シンプルで速い:音声ファイルを追加して順番を決めるだけなので、短時間で結合できます。
-
インストール不要:ブラウザ上で使えるため、PCにソフトを入れたくない人にも便利です。
-
関連編集ツールが多い:音量変更、速度変更、ピッチ変更、トリミングなど、123appsの各種オンライン編集ツールと組み合わせて使えます。
-
高度なミックスには不向き:本格的なミックスや複雑な編集には向いていません。
-
通信環境に左右される:大きな音源をアップロードする場合、インターネット速度によって処理時間が長くなることがあります。
Audio Joinerのやり方
ステップ1. Audio Joinerにアクセスし、つなげたい音声ファイルをアップロードします。
ステップ2. 曲の順番を並べ替え、必要に応じて不要な部分をカットします。
ステップ3. フェードイン・フェードアウトなどを設定して、曲のつながりを自然にします。
ステップ4. 結合後の音源を確認し、問題がなければ保存します。
PART 3. Musicfulなら自動でAIマッシュアップ音楽を作成可能
ここまで紹介したClideo、Audacity、Audio Joinerは、基本的にユーザーが手動で曲を並べ、カットし、順番やフェードを調整する編集ツールです。ただし、曲同士を違和感なくつなげるには、テンポやキー、切り替え位置などを自分で調整する必要があり、初心者には少し難しく感じることもあります。
一方で、最近ではAIを使って自動的にマッシュアップ風の音楽を作れるツールも増えています。MusicfulのようなAI音楽生成ツールを使えば、既存曲を手動で編集するのではなく、曲をアップロードするだけで、AIがテンポや雰囲気を分析し、自然につマッシュアップを自動で生成できます。
「好きな2曲を組み合わせて新しい雰囲気の楽曲を作りたい」「SNSや動画で使えるマッシュアップを手軽に作りたい」という方にもおすすめです。
-
2曲をアップロードするだけでAIが自動生成:面倒な編集作業を行わなくても、AIが2曲の特徴を分析し、自然なメドレーを作成します。
-
手動でカットやフェードを設定する必要がない:音声編集ソフトの操作に慣れていない方でも、簡単にマッシュアップを楽しめます。
-
短時間で完成度の高い仕上がりを目指せる:テンポや曲の流れをAIが考慮して生成するため、編集経験がなくても扱いやすいのが魅力です。
Musicfulで曲と曲をつなげる方法
ステップ1. MusicfulのAI音楽生成ページにアクセスし、つなぎたい曲をアップロードします。アップロードの設定で、「ライブラリに保存」を選択します。
ステップ2. アップロード完了後、楽曲の右側にある「…」ボタンをクリックし、メニューを開きます。メニューから「マッシュアップ」を選択します。アップロード済みの曲だけでなく、Musicfulで制作したオリジナル音源を選択することも可能です。
ステップ3. マッシュアップの設定で、つなぎたい曲をすべて追加します。歌詞の設定で、とある曲の歌詞を使えるか、あるいは二つの曲の歌詞を組み合わせるかを選べます。クオリティが高いマッシュアップソングを作りたいなら、「マッシュアップ歌詞」を選択しましょう。
ステップ4. マッシュアップ音楽のスタイルをプロンプトで入力します。そして「曲を作成」をクリックします。数秒後、AIがマッシュアップ音楽を自動で作成してくれます。
PART 4. 曲と曲をつなげる時によくある質問
Q1. 曲と曲をつなげる無料サイトはありますか?
はい。ClideoやAudio Joinerのようなオンラインツールを使えば、ブラウザ上で複数の曲を結合できます。
Q2. スマホだけでも曲をつなげられますか?
可能です。ClideoやAudio Joinerはスマートフォンのブラウザから利用できるため、アプリをインストールしなくても簡単な音声編集を行えます。
Q3. 曲の切り替わりを自然にするコツはありますか?
フェードイン・フェードアウトやクロスフェードを活用すると、曲の切り替わりがより自然になります。また、テンポや音量が大きく異なる曲を組み合わせる場合は、事前に音量を調整しておくことで違和感を抑えられます。
Q4. Audacityとオンラインツールはどちらがおすすめですか?
手軽さを重視するなら、ClideoやAudio Joinerなどのオンラインツールがおすすめです。一方で、細かなカット編集や音量調整、エフェクトの追加など本格的な編集を行いたい場合は、Audacityの方が適しています。
まとめ
曲と曲をつなげる方法には、ClideoやAudio Joinerのようなオンライン結合ツールを使う方法と、Audacityのような本格的な無料音声編集ソフトを使う方法があります。
手軽に編集したい場合はClideoやAudio Joiner、本格的な音声編集や細かな調整を行いたい場合はAudacityがおすすめです。それぞれ特徴が異なるため、用途に合わせて選ぶことで効率よく編集を進められます。
また、手動で曲を切り貼りするのが面倒な場合は、MusicfulのようなAI音楽生成ツールを使う方法もあります。目的に合わせて、手動編集とAI生成を使い分けるのがおすすめです。
